新郎新婦にとってもゲストにとっても思い出深い船上ウエディングを実現するにあたって、どのような時期に挙式を行うか見極めることは非常に重要です。
そこで、船上ウエディングを行うのに最適なシーズンを解説していきます。
あわせて、おすすめの演出や船上ウエディングの基本的なポイントも解説いたしますので、素敵なウエディングを計画する際参考にしてくださいね。
船上ウエディングの魅力とは?
船上ウエディングとは、その言葉の通り船の上で執り行うウエディングのこと。
穏やかな船旅の中で永遠の愛を誓い、招待したゲストに祝福されるという、特殊な環境を楽しめるウエディングです。
普段、なかなか利用する機会が限られている客船を貸し切ったウエディングは、思い出に残る時間となるでしょう。
新郎新婦だけでなく、ゲストにとっても素晴らしい思い出となり、おもてなしとしても喜ばれます。
船上ウエディングに人気のシーズン
船上ウエディングでは、牧師さんを招いての誓いの言葉など、進行や演出をデッキで行うことができます。
その後、食事などは室内にもどってとる場合もありますが、基本的には屋外にいる時間が長くなるでしょう。
そのため、船上ウエディングの人気シーズンとなるのは気候が穏やかで外でも過ごしやすい4・5月や、9・10・11月頃が一般的です。
もちろん、夏場や冬場には船上ウエディングができないというわけではありません。
特に夏場は、涼しくなってくる夕方以降のナイトウエディングを計画することで、暑さもやわらぎ爽やかな風と夜景を楽しむことができます。
夜景をもっともきれいに楽しみたいのであれば、澄んだ空気を味わえる冬場がもっともおすすめです。
防寒着やブランケットなどを用意し、ゲストへ配慮すれば、問題なく執り行うことができますよ。
季節によって注意したい天候問題
季節によって「雨が多いシーズン」、「台風が多いシーズン」などの場合もあるでしょう。
船上ウエディングは、多少の雨風であれば雨天決行が可能です。
通常であればデッキで行う演出も、船の中で行うように変更できる場合があります。
しかし、台風が直撃する予報が出ている……などのケースでは、出航を見送らざるを得ません。
その際には通常のレストランウェディングに切り替えるなど、第二のプランを考えておく必要があります。
万が一船上ウエディングを実現できなかったらどうしたいかも、あわせて考えておきましょう。
また天候が不安定な場合、船酔いの心配もでてくるでしょう。
大きな客船は揺れが感じにくいと言われていますが、不安であれば酔い止めを用意するなど対策をしておきましょう。
船上ウエディングはどんな人にオススメ?
船上ウエディングは、海や船がお好きな方はもちろんのこと、他の人とは違った特別な結婚式を挙げたい方にぴったりのプランです。
「自分たちらしい結婚式を挙げたい」、「よくある結婚式のスタイルよりも、自分たちらしいスタイルを重視したい」という方であれば、ご満足いただけるでしょう。
さらに旅行が好きな方や、美しい景色を堪能するのが好きな方にもおすすめです。
日頃のから旅行に行く、夜景を見に行くといったデートを好んでいる二人なら、ゲストも二人のお式らしさを感じるでしょう。
船上ウエディングでおすすめの演出とは?
船上ウエディングでは、一般的な結婚式と違ったオリジナリティあふれる演出が頼めます。
例えば、船長が立会人となる演出はまさに船ならでは。
誓いの際に船の汽笛を鳴らしたり、船長からコメントをもらったりといった演出は、船上ウエディングでしか実現できず思い出に残るでしょう。
そのほかにも、一般的なウエディングの規定に縛られることなく自由度の高い演出を叶えられます。
バルーンリリースなどの人気の演出も、船の上で行うことでさらに印象が変わりますよ。
ただし、火や火薬を使用する演出など、一部の演出は安全面の問題から断られる場合もあるので心配なものは事前に確認しましょう。
披露宴のパーティーでは着席スタイルのほか、より自由なイメージの立食スタイルも人気です。
デッキで自由に立ち歩きながらシェフお手製のお食事を楽しむ時間は、素敵なひとときとなるでしょう。
まとめ
船上ウエディングでは、四季折々の景色や空気の違いを楽しむことができます。
やはり人気なのは気候が穏やかな春や秋ですが、対策をとれば夏や冬にもそれぞれの魅力を感じられますよ。
人気の演出も参考にしながら、印象的な船上ウエディングを実現しましょう。
船上ウエディングのご相談は、神戸コンチェルトにお任せください。
コラム監修者
神戸コンチェルトウェディング
ウェディングプランナー
畠中 ひろえ
Hiroe Hatanaka
結婚を機に、ウェディングプランナーに転身し、一部上場企業などの大手ゲストハウスやプロデュース会社でプランナー・マネージャーとして勤務。
そして、セールススーパーバイザーとして独立し、結婚式場とプランナー教育およびマネジメントのコンサルティングを提供。
コアファイズ株式会社の代表取締役に就任し、コンチェルトウェディングの結婚式プロデュースに従事しています。