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結婚式当日に雨が降ったらどうする?対策や変更すべき演出と雨を楽しむ方法

結婚式というハレの日には、実際のお天気についてもやはり「晴れ」がいいです。
ところが、結婚式当日のお天気がどうなるかはその日を迎えるまでわかりません。
結婚式当日が雨であることも想定し、やるべきことや準備しておくべき対策について解説しておきます。

天気に合わせた柔軟な対応には会場との連携が必須

結婚式当日になって、なんだか天気が悪そう……と心配になることがあります。
特に、「ジューンブライド」を叶えようと考えたときには、当日に雨が降る可能性は他の季節よりも高くなってしまいます。

雨で足元が悪い中、ゲストにわざわざ来てもらうとなると心苦しいです。
大雨の場合には特に「申し訳ない」という気持ちが強くなるかもしれませんが、結婚式は基本的に突然の延期やキャンセル、別日への振替はできません。

少しでも心地いい時間を過ごしてもらうためには、一部の演出を変更したり、特別な心遣いをしたりする必要があります。
こうした変更は、新郎新婦が自分たちだけで勝手に決めるわけにはいきません。
必ず会場スタッフの方と連携をとりながら準備をしましょう。

例えばガーデンや屋上での挙式を想定していた場合には、雨を避けるため屋内のチャペルに変更します。
雨天の場合にどのように変更するかは、準備段階で確認できますのできちんと理解しておきましょう。

そのほか、挙式は屋内のチャペルで行うけれど、一部の演出やパーティを屋外でする予定……と言うこともあるでしょう。
その場合も基本的に、屋内での演出などに変更します。
火を取り扱うもののように、室内ではできない演出を想定していたときには、雨の場合には別の演出を用意しておきましょう。

さらに、「雨は降っていないけれど、風が強い」と言う天気の場合もあるでしょう。
そのときには、屋外の装飾が飛ばされやすくなるため設置に工夫が必要です。

どんな演出だと、天気が崩れてしまったとき諦めることになる?

それでは具体的に、どんな演出の場合には「雨天中止」「屋内への変更」になりやすいのでしょうか。
あくまで一部ですが、ご紹介していきます。

  • ◇バルーンリリース
  • ◇フラワーシャワーやライスシャワー
  • ◇神前式の花嫁行列
  • ◇屋外での記念写真撮影
  • ◇ガーデンでのビュッフェやパーティー、記念写真撮影

ただし、会場によっては場所を変えて、従来通りの演出が屋内でできることもあります。
この点も含めて、結婚式場と連携しながら最適な方法を探してみましょう。

雨の日にはゲストのための心遣いも忘れずに!

せっかくドレスアップしてくれたゲストも、雨となると大変な思いをするものです。
そこで、少しでも負担が軽くなるようゲストの移動方法に気を配りましょう。

最寄り駅から距離のある式場の場合には、駅とを繋ぐ送迎を用意できるか確認してみてください。
難しければ、ゲストのためのタクシーチケットを用意すると言うのもいいかもしれません。

特に、高齢者や子ども連れ、妊婦さんなどがゲストにいるのなら、しっかり対策しておきたいものです。
そうして移動の負担を避けたケースでも、「全く濡れずに済んだ」と言う状態に導くのは難しいものです。

濡れてしまったゲストのため、清潔なタオルの用意もしておきたいところです。
エントランスや受付は、外からやってきた人がまず目にする場所ですから、そこにタオルを用意して置けばすぐに拭けるので安心です。

また、雨によってせっかくのメイクが落ちてしまったり、ヘアセットが崩れてしまったりすることもあります。
化粧室には、タオルの他にもメイク落とし、コットン、ドライヤー、ヘアアイロン、ワックスなどを準備しておくと親切ですね。

合わせて、引出物の扱いにも注目しましょう。
引出物の袋は紙袋であることも多いため、雨の日には濡れないようにビニールカバーをつけると親切です。

雨の結婚式が実は「いい日」になるかも!

結婚式当日に雨が降ると、やりたい演出ができないなどの悲しいこともありますが、実は「雨の日は縁起がいい」と言われることもあるんです。

例えばフランスでは「雨の日の結婚式は幸運をもたらす」とされています。
雨は神様からの祝福と言う考え方があるため、むしろ「いい日」と言えるんです。

同じように、中国では雨は 「雨龍」と言う伝説の龍による祝福とされているそうです。
そのため歴史的には「結婚式の日に雨乞いをする」と言う慣わしがあったほどなのだとか。
そう考えると、雨の日の結婚式はむしろ「羨ましいこと」のようにも思えそうですよね。

演出の一部を諦めなければいけなかったときにも、その分雨だからこそできることに注目してみましょう。
例えば、傘を使ったウエディングフォトや、雨粒を映したロマンティックな記念写真のように、雨を利用してみるのもいいかもしれません。

まとめ

世界では「雨の日の結婚式は縁起がいい」と言う言い伝えもあるほど、結婚式と天気は密接につながっています。
結婚式準備の際に「当日、雨が降ったら演出を変える」「場所を変える」など決めておくと、当日バタバタせずに済みます。
結婚式場によってできる対応は変わりますので、実際に相談しながら決めましょう。

コラム監修者

神戸コンチェルトウェディング
ウェディングプランナー

畠中 ひろえ
Hiroe Hatanaka

結婚を機に、ウェディングプランナーに転身し、一部上場企業などの大手ゲストハウスやプロデュース会社でプランナー・マネージャーとして勤務。
そして、セールススーパーバイザーとして独立し、結婚式場とプランナー教育およびマネジメントのコンサルティングを提供。
コアファイズ株式会社の代表取締役に就任し、コンチェルトウェディングの結婚式プロデュースに従事しています。

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