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結婚式総合保険(ブライダル保険)とは?結婚式に保険は必要?ウェディングではどんなトラブルがある?

結婚式は大きなお金が動くシーンだからこそ、計画を進めていく上では不安に感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
そのためにも結婚式では結婚式総合保険(ブライダル保険)という保険が活用されます。
不安のないウェディングを叶えるためにも知っておきたい、保険の基礎知識をご紹介していきましょう。

結婚式に保険は必要?

保険は基本的に、加入が必須というわけではありません。
だからこそ、「本当に必要なの?」と考えてしまうのではないでしょうか。

結婚式の保険の場合は、違約金などが発生した際に心強い存在となるでしょう。
結婚式の違約金は、例えば結婚式そのものが新郎新婦の都合によって延期・取消になった場合に発生します。

結婚式の準備は、多くのケースにおいて前倒しで行われます。
そのため、いざ挙式のタイミングが近づいてきたときに、都合が合わなくなってしまうこともあるかもしれません。
会場側の都合でやむなく延期・取消になるケースと違い、新郎新婦の都合でキャンセルとなった場合には日程変更料や取消料として違約金を支払うことになります。

新郎新婦の体調不良や、身内の不幸のほか、天気や地震などの災害でも同様の措置となります。
「新郎新婦の都合」といっても、新郎新婦が直接関係ない理由でも支払いが必要になるため注意してください。

そのほか衣装や式場の設備を汚したり、破損したりしてしまったときにも違約金の支払いを命じられます。
例えば食事中に衣装に食べこぼしが付着してしまったときには、新郎新婦の不注意となるでしょう。
少しの汚れならクリーニングで対処できますが、程度によっては買取が必要です。

さらに、お酒が進んでしまったことで式場側に多大な迷惑をかけてしまう可能性もあるでしょう。
自分たちだけのことならばまだしも、ゲストがどのような行動をとるかまでは判断できません。
万が一、式場の設備などを破損してしまえば、新郎新婦側へ修復のための費用が請求されます。

結婚式総合保険(ブライダル保険)とは?

結婚式では、上記のような理由から新郎新婦が費用を負担しなければいけなくなる場合があります。
そうしたとき、便利なのが「結婚式総合保険(ブライダル保険)」です。

こちらの保険に加入していると、挙式の延期をはじめ、さまざまな事態において補償を受けられます。
衣装や設備を破損してしまうなど、思わぬ事態に陥った時にも保険があれば安心できるでしょう。
補償内容や詳細は保険によって変わりますが、基本的には挙式に関したあらゆるトラブルに対応してもらえます。

前述のような理由で違約金の支払いが発生した時にも、補償対象となる場合が多いです。
ただし、挙式中や結婚式前の準備期間については対象外になる場合もあります。
契約前にきちんと確認しておきましょう。

結婚式総合保険(ブライダル保険)に加入する方法

結婚式総合保険(ブライダル保険)の費用は、1万円台~5万円台までと、さまざまなプランの中から選ぶことになります。
もちろん、「費用が高く感じる」というのであれば、必ず加入しなければいけないわけではありません。
結婚式の規模やリスクを鑑みて、不要であれば加入しなくても構いませんし、不安があればどのプランが最適か検討してみましょう。

申し込みは、パソコンやスマホから可能です。
必要事項を記載し、申し込みましょう。

保険に加入する際には、結婚式会場と挙式の日程がすでに決まっていることが条件となります。
「結婚式は挙げようと思っているけれど、会場や日程は未定」という場合には、保険に入ることはできません。
加入時期によって金額が変わることはありませんので、予定が決まったら早めに入っておくと安心です。

結婚式総合保険(ブライダル保険)に加入するメリットとデメリット

保険に加入することのメリットとして、やはり不測の事態に備えられるという安心感が挙げられるでしょう。
例えば、どれほど摂生していても突然体調不良になってしまう可能性は否めません。
特に結婚式準備期間はバタバタと忙しくなり、心身への負担もかかりやすくなってしまいます。
多少の体調不良なら良いかもしれませんが、インフルエンザやコロナのように、感染リスクのある病気の場合には周囲への影響も考えなければいけません。

保険に入っていないと、日程の調整という選択もすぐにはできず、最悪のケースではそこで挙式を諦めなければいけないこともあります。
保険に加入していれば、このような時にも落ち着いて判断できるでしょう。

デメリットとして「せっかく保険に入っても、使わなければ無駄遣いになってしまう」という考え方もあるかもしれません。
しかし保険を使わずに済んだということは、何事もなく結婚式を終えられたということです。
「使わなかったからもったいない」と思うか、「使わずに済んでよかった」と思うかは、その人次第でしょう。
パートナーはもちろん、それぞれの家族にも相談しながら、加入するか否か決めるのもいいかもしれません。

まとめ

結婚式総合保険(ブライダル保険)とは、結婚式に関連して生じるさまざまなトラブルや違約金の発生時に利用できる保険のことです。
結婚式では災害など致し方ない理由であっても、延期の際には違約金が発生してしまいます。
そのほか、自分たちやゲストが式場の設備を破損してしまった時にも補償の対象となるため、安心して結婚式、披露宴をあげたい人は加入を検討しましょう。

コラム監修者

神戸コンチェルトウェディング
ウェディングプランナー

畠中 ひろえ
Hiroe Hatanaka

結婚を機に、ウェディングプランナーに転身し、一部上場企業などの大手ゲストハウスやプロデュース会社でプランナー・マネージャーとして勤務。
そして、セールススーパーバイザーとして独立し、結婚式場とプランナー教育およびマネジメントのコンサルティングを提供。
コアファイズ株式会社の代表取締役に就任し、コンチェルトウェディングの結婚式プロデュースに従事しています。

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